合鍵　番外編　～あたしたち、まだまだ前途多難～

「さ、メシ食いに行こーぜ。腹減ってる？」


さりげなくあたしの手を取る。


「ぺっこぺこ！」


あたしも笑って、塔也の手を握り返した。



塔也と初めて会ってから、まだ３週間くらいしか経ってないのに。

まるでずっと前から知ってて、ずっと一緒にいたみたい。


塔也といると、とっても居心地がいい！




……多分、塔也の寝起き以外はね。

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