カツラギカヤsama「青蒼の夜半に、闇色の鳥を」より、シェイス。

シェイス

少数民族の長。
長い黒髪、少年じみた骨張った手足。
生命力にあふれた、野性味あふれる少女。

髪は本当は腰まであって、くくっているという記述はどこにもなかったと思いますが。
個人的に受けたイメージってこんな感じ。
柄物の布とか、何やらじゃらじゃら付けてるとか。
ちょっとオリエンタルな印象ですね。
あと、猫っぽいしなやかなイメージがありますね、シェイスは。

顔アップ

ちりばめられた難解な漢字・表現等、俗に言う”ケータイ小説”と比べるとほとんど古典に近く、重厚で、なかなかとっつきにくいとは思うんですが、登場人物さえ把握できれば大丈夫かな?

作品の前後に流れる時間や空間の広がりを感じることができる、このどっしりしたリアリティ。
読み終わって1,2日経ってからしみじみと余韻が襲ってくるような、そんな作品だと思います。、

それぞれのキャラが個性的。一番生き生きしているのはやはりシェイスですが、個人的にはインシスにたまげましたw
普通に悪いお妃?かと思ったら全然違った。
インシスの依頼じゃなくてよかったです。あれは絵で表現できませんw