Calm Light
横目でオレを睨むと、めげずにページを繰る未怜。
……まぁ沈没するのは時間の問題だな。
寝転がって電子ブックのページを繰ってたら、案の定早々に寝息が聞こえてきた。
(ずいぶん早いな)
やっぱり挟んだ指の位置がほとんど変わってない。
その寝付きの良さに、何だかうらやましくさえなる。
穏やかな日々。
こんな日々がいつまでも続くといいけど。
オレは、本に指を挟んだまますやすや寝息を立てて眠る未怜の安らかな寝顔を見ながら、枕元の明かりをそっと消した。
【 C a l m L i g h t 完】
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