いぢわる。

ゲームオーバー




「はぁーい、そこまで~」


やっとかかった中止のコールに。

「はぁぁぁ……」

思わず椅子にくずおれる。


(もう、勘弁して……)


初めて経験する強烈な刺激に、まだじぃぃんと余韻が残ってた。


(もうダメ………)

今のうちに、荒くなった呼吸をひっそりと整える。


「はい、今回は続いて行きますよぉ~。

審査員は被害者フリップに書いといてください。


いよいよ最終戦、被害者は何と3人!

でも、今回は被害者の女の子、喜ぶんじゃないかな~?

被害者に当たったら、舌で攻めてあげてねぇ~。

被害者はラッキー、そうじゃない女の子はあとで個人的にやってもらってください。


もう最後なんでイカせちゃってもOK!

そんじゃ、そのままスタート!」


(……は?)


司会者の言葉を聞いて、頭が真っ白になった。


舌でって………え?

ええええぇぇぇっ?


この小説の表紙へ
HOME