いぢわる。

Hギライ


「あ、センパイ、もうダメ、あたし、あ、ダメ……」

「いっちゃっていいよ」

かすかなささやき声。


「センパイ……あぁ、ダメ………あ……はぁっ………はぁっ………」


快楽の津波が急激に押し寄せて。

あたしの足が突っ張って、全身がびくっと何度も跳ねた。



あたし、どうなったの?



これが、いくってこと?



……今まで、そんなことも知らなかった。




ぐったりとベッドに沈み込むあたしの足から、ショーツがすばやく引き抜かれる。


「……いい?」

蓮センパイが耳元でささやいた。





この小説の表紙へ
HOME